フィールドスコープ:やや上級者向けの機材

フィールドスコープとは何か?

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バードウォッチングで使用するのは基本は双眼鏡ですが、中にはフィールドスコープと呼ばれる機器を使っている人もいます。
このスコープはどちらかといえば、上級者・ベテランの方が持っていることが多く、使い方も双眼鏡とは少し異なります。

フィールドスコープの利点:高倍率・三脚での固定

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フィールドスコープは倍率が15~60倍で、双眼鏡に比べるとかなり高く設定されています。
望遠鏡の倍率が高いと手振れがひどくなり、遠くの物を見るのは難しくなります。
フィールドスコープは三脚に乗せて固定することでこの問題を解決しています。

フィールドスコープは下にねじ穴があり、カメラのように三脚に装着できます。
一か所に固定して使うことができるので、倍率を高くしても手ぶれの影響を受けなくなります。
また、長時間使っても腕が疲れず、余裕をもって鳥を観察できます。

フィールドスコープと双眼鏡の使い方の違い

スポッティングスコープ 双眼鏡

フィールドスコープの利点は、高倍率・三脚での固定です。
しかし逆に言えば、三脚がないと使いにくい道具でもあります。
また、レンズが一つだけなので、双眼鏡に比べると視界が狭く、立体的に見ることはできません。

双眼鏡が首に下げて持ち歩くのに適しているのに対し、フィールドスコープは一か所に据え付けて観察するときに適した機材です。
多くの場合、見晴らしが良い場所に腰を下ろし、遠い距離から様々な鳥を観察する際に活用されています。

もしも三脚なしで使う場合は、双眼鏡と同様に腋を締めて持ち、どこかに寄りかかって動きを安定させてみましょう。
適当な柵や木に寄りかかったり、座って肘を足に乗せたりすれば、手振れがなるべく抑えられるようになります。

フィールドスコープはレンズが交換できる

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もう一つの大きな特徴は、接眼レンズが交換可能(一部を除く)という点です。
双眼鏡は接眼レンズの交換が出来ず、基本的性能は固定されています。
これに対しフィールドスコープでは、違う種類のレンズに変えて倍率を変更したり、視界を広くしたりすることも可能です。
レンズを変えることで、幅広い環境に対応できるといえます。

なぜ上級者はフィールドスコープを使うのか

上級者がフィールドスコープを使うのは、多くの場合は周囲の初心者のためです。
双眼鏡では自分が見つけた鳥を、そのまま他の人に見てもらうことはできません。
これに対し、フィールドスコープでは三脚で視界を固定できるため、そのまま他の人にも見てもらうことができます。

上級者の方と一緒になる機会があれば、ぜひ見せてもらいましょう。

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