カメラについて:記録を残すための重要な道具

カメラがあれば野鳥撮影は気軽に行える

イソヒヨドリ オス - コピー

鳥を観察していると、自分が見ているものを残したいと思うようになってきます。
かつては野鳥の撮影には高価なフィルム式一眼レフと、それよりも高価な大砲の如き望遠レンズが不可欠でした。
しかし、現在では高性能なデジカメが普及し、野鳥の撮影も簡単になりました。

望遠レンズの代わりにフィールドスコープを装着する「コンデジ」など、比較的安価な手段で遠くの物を撮る手段も出ています。
きれいな写真を撮るだけでなく、自分が見たものを記録として残せるようにもなるので、カメラを持っておいても損はありません。

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鳥を撮影するために使うカメラには、ある程度必要な要素があります。
まず、シャッターを押してから撮影されるまでの間にタイムラグがないこと。
鳥はよく動き回る生き物なので、タイミングを外さないようにするためです。

次にある程度の望遠撮影が可能なこと。
鳥は小さく、近づくと逃げてしまうため、ある程度のズーム能力がないとよく見えません。

ただ、図鑑写真を撮るならともかく、通常はそれほど大層な機材はいりません。
近年ではスマートフォンでもきれいな写真を撮ることが可能になっています。
画像の精度も高いので、ピントが合っていれば、後で拡大することも可能です。

カメラの種類はいろいろありますが、ちゃんと写るならなんでも構いません。
自分のスタイルや事情に合わせて選ぶことが最も重要です。

一眼レフ:プロ御用達の高性能タイプ

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デジタル一眼レフカメラの特徴は、何といっても高性能なところです。
画質が最も良く、各種の設定変更やレンズ交換によって、いろいろな写真を撮ることができます。
連続撮影もできるので、飛んでいる鳥を捉えやすい点もメリットです。

慣れさえすれば、初心者でも使うことは難しくありません。
ただし、500グラム以上と重たく、サイズも大きい欠点があります。
また、値段も他より高くなりがちです。
特に、鳥を撮影するのに最適な超望遠レンズは非常に高価です。

ミラーレス一眼:コンパクトさと性能を両立させたい人向け

ミラーレス一眼は一眼レフからファインダー関連の部品を取り除き、コンパクト化した物です。
小型・安価できれいな写真が撮れる上、一眼レフと同じ機能も多く備えています。
コンパクトデジカメよりも高い性能を求めるなら、こちらがお勧めです。

欠点は、撮影時には液晶画面しか使えないので、明るい場所では画面が見えなくなることがある点です。
また、一眼レフに比べると、とっさの時に対応するスピードもやや劣っています。
簡単なファインダーを備えているモデルなら、どんな状況でも使い対応可能です。

コンパクトデジカメ;手軽に撮影を楽しみたい人向け

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性能の面では一眼レフに見劣りしますが、サイズが小さくて扱いやすい点は魅力です。
どんな時でも持ち歩けて、値段も一眼レフに比べれば安価です。

一部には超望遠が可能な「超望遠コンデジ」と呼ばれるものもあります。
コンパクトというには大きめですが、最大50~60倍の超望遠撮影が出来ます。
一つあれば記念撮影から野鳥撮影まで何でもこなせる点がメリットです。
価格は2.5~5万円程度となります。

デジスコ:超望遠レンズの代用

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これはフィールドスコープにカメラを接続し、スコープを超望遠レンズの代わりにする方法です。
これなら高価な望遠レンズを買わずに、より安いスコープで代用できます。
基本的には、普段はスコープで観察し、撮影したいときにはカメラを接続するという使い方をします。

最初からデジスコで使うためにスコープを買う場合もあります。
接続する時に使うのはアダプターという筒型の部品です。
持っているカメラに適合する物を探して、スコープと共に買うと良いでしょう。

押し当て方:スマホでも超望遠撮影

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原理的にはデジスコと同じで、カメラのレンズをスコープの接眼レンズに押し当てて撮影する方法です。
これならアダプターは必要なく、スマートフォンなどでも撮影が可能になります。

しかし、手で押し当てているので安定性には欠けています。
また、レンズ同士の中心点をきれいに重ねないと何も見えません。
レンズ同士を無理に押し当てて傷が入ってしまう危険性もあります。
そのため、基本的には常に使用できる方法でないと考えた方がよいでしょう。

野鳥撮影の際の注意点

どんな趣味の場合でもそうですが、野鳥撮影の時もマナーを厳守することは忘れてはいけません。
良い写真を撮ることだけを目的として、周りの人の迷惑を考えずに一か所に陣取ったり、立ち入りが制限されている場所に入りこんだりするのはもってのほかです。

また、自分好みの絵を撮るために鳥を刺激して動かそうとしたり、自然を傷つけたりすることも、かなり問題のある行動です。。
撮影だけに夢中にならず、常識ある行いを忘れないようにしましょう。

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