鳥類図鑑:双眼鏡と並ぶ大切なアイテム

鳥類図鑑はもう一つの必需品

図鑑画像 1

双眼鏡に並んで、バードウォッチングに欠かせないアイテムが「図鑑」です。
鳥を発見しても、名前がわからなければ、面白さは半減してしまいます。
名前を知ることができれば、鳥をより深く知ることができるだけでなく、それをほかの人に伝える際の手掛かりにもなります。

日本には何種類の鳥がいるのか?

図鑑を選ぶ前に、日本には何種類ぐらいの鳥がいるのかを考えてみましょう。
鳥はずっと同じ場所で生活するとは限りません。
ツバメのように、季節ごとに外国と日本を行き来する渡り鳥は数多くいます。
また、渡りの進路を外れ、間違えて日本に来る「迷鳥」もいます。

こうした様々な鳥の中で、自然に日本に姿を見せる種類は633種とされています。
これに加え、人為的に外国から持ち込まれて野生化した「外来種」が43種いるので、合計で676種となります。

676種というと多いように感じますが、日本に生息している昆虫が優に1万種を超えていることを考えると、それほどでもありません。
そして、この676という数は、一冊の図鑑に収めることができる数です。
つまり、それなりの図鑑なら、日本の鳥は何でもチェックできるということです。

バードウォッチングでの図鑑の使い方

バードウォッチングで図鑑を使うと聞くと、双眼鏡とともに図鑑を用意し、見た鳥をすぐにチェックするという様子をイメージするかもしれません。
しかし、鳥を見たその場で図鑑をチェックすることは普通は行いません。

野外で図鑑を使うのは効率が悪く、図鑑に気を取られて本物の鳥を見るチャンスを逃してしまうことになります。
ウォッチの際には実物の鳥を観察することに集中し、図鑑は移動中や家に帰った後で、おさらいのために使うほうが良いでしょう。

どんな図鑑がおすすめ?

図鑑画像 2

書店に行けば、非常に多くの鳥類図鑑を目にすることができます。
写真やカラーイラストで676種+αの鳥が網羅され、識別のための注目ポイントや、見つけやすい場所や時期の情報が載せられているものもあります。
基本的にはどの図鑑を選んでも間違いはなく、普通に使うことができるでしょう。

ただ、その図鑑が鳥の種類を、どんな順番で掲載しているのかによって、使い勝手が変化してきます。
その中でも最も“オフィシャル”な並べ方が、日本鳥類学会が発表している「日本鳥類目録」というリストに準拠したものです。 
現在は2012年に改訂された第7版が最新版になっています。

別に学会が発表した専門的なものじゃなくても……、という気持ちにもなりますが、専門家によって作られた目録なので、これに準拠した図鑑は正確で、はずれがないという利点があります。

それほど専門的でなくてもよい場合は、種類ごとの分類に加え、生息環境と大きさでの索引がつけられている図鑑がおすすめです。
これなら、鳥を見た場所と、おおよその大きさだけを参考にして、種を特定することができます。

一つの種類でいろいろな情報が載っている図鑑は便利

イソヒヨドリIMGP2508

大きめの図鑑を買う余裕がある場合は、1つずつの種類について、いろいろな情報が載っているものがおすすめです。
なぜなら同じ鳥でも、オスとメス、成長の段階、季節によって、羽の色や模様が異なり、まったく別の種類に見える例が多数あるからです。

写真のイソヒヨドリという種類の鳥の場合、鮮やかなオスと地味なメスは全く違う種類に見えます。
同じ鳥についていろいろな情報が載っていれば、図鑑で調べても種類がわからないということが少なくなります。

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