鳥を観察するときのポイント:応用編

様子をじっくりと観察しよう

鳥の種類を知るのは大切ですが、バードウォッチングは「観察する」活動です。
種類がわからなくとも、じっくりと観察すれば、それだけで楽しくなってきます。
鳥を見つけたら、まずは1分間ほど観察してみましょう。
それまで気づかなかった鳥の姿や生活が、驚くほど見えてきます。

男の子?女の子?

男の子 女の 2

多くの鳥の種類で、オスとメスの外見は大きな差異があります。
基本的にはオスの方が派手な色をしており、メスにアピールする姿をしています。
逆にメスは地味な体色で、オスに比べると目立ちません。
卵を産んでヒナを育てる以上、目立つと外敵に狙われやすくなるからです。

中にはオスとメスであまり変わらない種類もいますが、ポイントさえ押さえておけば簡単に区別できます。
例えばシジュウカラの場合、胸にある黒い筋(ネクタイ模様)が、オスは太く、メスは細くなっています。

季節で衣替え

コサギ 比較

鳥は季節ごとに羽が生え代わり、見た目が変化していきます。
夏と冬では羽根の色合いばかりでなく、くちばしや顔の色まで変化します。

特に、繁殖期になると、オスはメスへのアピールのために、一層色鮮やかな姿に衣替えしたり、飾り羽を生やしたりします。
同じ鳥でも、季節に応じて衣替えをしていくのです。

どうやって歩いている?

ホッピング

鳥は種類ごとに歩くスタイルが異なっており、歩かずに両足でピョンピョンと飛び跳ねて移動する種類もいます。
この移動方法はホッピングと呼ばれ、木の上にいることが多い鳥が良く行います。
例えば、スズメは人間のように歩くことが出来ず、ホッピングのみが出来ます。

ウォーキング

ハトやセキレイの仲間は、人間と同じようにウォーキングが可能です。
種類によっては、全力疾走とも呼べるスピードで走ることが出来ます。

カラスやツグミの場合、ホッピングとウォーキングの両方をすることが出来ます。
ホッピングは素早く動けますが、続けると疲れてしまうので、地上を動くときはウォーキングと使い分けています。

鳥の種類によっては、地上に降りることを好まない物もいます。
例えばヒヨドリは地上にはあまり降りず、常に高いところに陣取っています。
ヒヨドリに似ているけれど、その鳥が地面に降りてきたなら、それは違う種類の可能性が高いということです。

何を食べている?

スズメ 食事

鳥の食事の様子を見るのは、バードウォッチングの際の大きな楽しみの一つです。
食べ方も一通りではなく、突いて食べる、足で押さえてちぎる、丸のみにするなどいろいろです。
何かを食べているように見えたら、口に注意して食事の様子を見てみましょう。

愛をアピールする姿が見られることも

モズ 夫婦

鳥は種類ごとに決まったシーズンになると、繁殖のための活動を始めます。
求愛を行うのはもっぱらオスで、目立つ場所に陣取って「さえずり」という鳴き方でメスにアピールをします。
モズやイカルは、オスがメスにプレゼントをする形で求愛をします。

子育ての様子も種類それぞれ

ツバメ 給餌

大抵の鳥は巣を作り、そこで卵を産んでヒナを育てますが、種類によっては巣を作らず地面に直に産んだり、木のうろに産んだりもします。

成長すればヒナは巣立ちをしますが、しばらくは巣の近くにとどまり、親からエサをもらいます。
独り立ちするのは、もっと体が成熟し、一人前に飛べるようになってからです。
カモなどは生まれたらすぐに巣から出て、大きくなるまで親と共に生活します。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP