鳥の体について詳しく知ろう

私たちと似ているようで全く異なる鳥の体

進化 羽

鳥は私たちと同じ脊椎動物ですが、様々な場所に大きな違いがあります。
最も特徴的な翼は腕が変化した物で、手の骨は一つにまとまり、指はありません。
空を飛ぶために骨は軽量化され、肺には「気嚢(きのう)」と呼ばれる独自の仕組みが備わっています。

ここでは、外から見てよくわかる羽根の生え代わりと、成長の様子、図鑑でよく見る「種類」の分類についての用語を解説します。

鳥の羽に関する用語

換羽
季節や成長に応じて鳥の羽が生え変わることを指します。
成長に伴って羽が抜け替わるときは、第○回換羽と呼ばれます。
成鳥の場合は年に2回、夏の繁殖期と冬の非繁殖期の間に換羽をします。
見た目が大きく変わることもありますが、ほとんど変わらない種類もあります。

夏羽
夏は多くの鳥にとって繁殖期なので、羽は目立つ派手な色に変わります。
基本的には派手な色になるのはオスだけで、メスは地味なままです。

冬羽
非繁殖期である冬の羽は、夏羽に比べて地味な傾向にあります。
代わりに、冬の寒さに耐えるために、羽毛の量や厚みが増えてきます。
そのため、冬は丸々と太ったような姿に見えることがあります。

エクリプス羽
カモ類で繁殖期を過ぎたオスが、地味な姿に変化した状態です。
オスはエクリプス羽になると、メスと見分けがつかないほど地味な姿になります。

飾り羽
鳥の頭、首、胸などに生える長い羽です。
繁殖期にオスが自分を美しく目立たせる意味があります。

冠羽
頭のてっぺんに生えるトサカのような羽毛のことです。
オスもメスも持っている種類もいれば、繁殖期にオスだけが生やす種類もいます。

鳥の成長に関する用語

ツバメ 大きくなってきた


生まれてから、羽毛が生えてくるまでの間の鳥のことを指します。
あるいは巣から出る前の幼い鳥のことを指す場合もあります。

幼鳥
一回目の羽の生え代わりが起こる前の鳥のことを指します。
羽毛は生えていますが、親鳥とは全く違うモコモコの姿です。
雛も幼鳥に含める場合があり、定義はあまり一貫していません。

若鳥
1回目の羽の生え代わりを経験した後の若い鳥です。
親と似た姿になって、巣から出るようになります。
もう飛べるようになりますが、まだしばらく親からエサをもらうこともあります。
すぐに大人になる種類もあれば、何年も若鳥の期間が続く種類もあります。

成鳥
大人になった鳥のことを指します。
この段階になると成長に伴って姿が変わることはありません。

鳥の種類に関する用語

目・科・属・種
生き物を分類するときの考え方で、ツバメの場合「スズメ目ツバメ科ツバメ属ツバメ」となります。
目>科>属の順で違いが大きく、名前が似ていても目が違うこともあります。

例えばツバメに似たアマツバメという鳥がいますが、こちらは「アマツバメ目アマツバメ科アマツバメ属」です。
ツバメとアマツバメでは、スズメ(スズメ目)とカモ(カモ目)と同じぐらい違う鳥ということです。

亜種
同じ種類の動物でも、地域ごとに違う特徴が見られる場合の呼び名です。
例えばキジバトの場合、沖縄にはリュウキュウキジバトという亜種がいます。
同じ種なので、違う亜種同士でも子供が生まれ、その子供も子を作れます。
遠くに出かけたときには、普段見ている鳥の別亜種を見られることがあります。

アルビノ
遺伝子の異常で、生まれたときから体の色素が全くない突然変異体の呼び名です。
体は真っ白で、目の色素もないため、血の色が透けて赤く見えます。
目立ちすぎる上に、多くは体が弱いため、自然界では生き残るのが難しく、ほとんど見ることは出来ません。

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